矯正歯科治療の目的
近年、人の顎の大きさが小さくなってきているといわれています。それに伴い、歯並びやかみあわせが悪い方も増えてきています。
なぜでしょうか?やはり食生活の変化に人間の体の進化が追いつけないからかもしれませんし、他に理由があるかもしれません。
どんな理由があるにせよ、歯並びやかみ合わせの異常によって様々な障害が起こる可能性があります。
たとえば、食べるための能力の低下や発音障害、顎の発育の異常、虫歯、歯周病、顎関節症、心理的障害などです。矯正歯科治療は歯並びとかみ合わせの異常によって起こりうるこれらの様々な障害を除き、予防するとともに、口や顎の形態と機能の調和を維持することを目的としています。
つまり、かみ合わせの成長発育を管理することにより、最もよいと考えられる歯並びとかみ合わせをつくりあげ、健康と美しい笑顔をつくり上げることが矯正歯科治療の目標です。
上記は矯正の大切さを述べているのですが、ボクはなぜ自分の医院で矯正治療をするかと言えば
、勤務医時代どうしても矯正が必要な患者さんにその必要性は言えても、虫歯だけの治療だけで終わってしまう場合が多くて、本当に健康になってもらう治療まで結びつかなかったからです。

当医院の矯正の先生(矯正認定医)の症例です。
けっこうみなさん、こういった歯並びの方が多いのですが、このままでいいのでしょうか?
見た目が悪いだけでしょうか?

はい、キレイな歯並びになりましたよね。
ただ歯並びがキレイになるだけではダメです。
きちんと咬めるようになってこそ、矯正をする意味なんです。
口元も健康的で良いですよね。
矯正はいつ頃から始めればいいのでしょうか?
まず気になったときにお話に来て下さい。
矯正が必要かどうか、開始するならどのタイミングかお話できると思います。
当医院は月2回矯正相談(無料です)を行っています。
また普段の治療のときにでも、ちょっとした質問なら相談にのりますよ。
2008.08.09
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