
右下の奥歯が歯根ごと割れてしまったので、歯を抜きました。
通常、この後は、前後の歯を削ってブリッジをいれますが、現状で
歯が割れてしまったぐらいです。

骨の中にチタン合金を入れるインプラント治療をして、
そこにジルコニア製の土台を入れた所です。

その後に、歯を入れました。
もちろん上の歯も噛み合わせの高さを合わせて作り直しました。
手前の金歯も審美的に悪いので、すべてオールセラミックで修復しました。
思った以上に口元がきれいになることは良い事ですよ。
で、実はこの患者さんボクの実の母親なんですよ。

昔ながらのキンキラキンの歯ですが、ことごとく歯根破折をおこしていました。
だからブリッジにせずにインプラントにした訳です。

これが今現在の状態です。
下はインプラントは3本です。
インプラントが最高の治療とは思いません。自分の歯が一番です。
でも入れ歯か、折れた歯を補うためのブリッジは大丈夫でしょうか?
インプラントは必要悪だと思っています。
まあそんなに悪者ではないと思います。もし自分の歯が無くなったら、インプラント
すると思います。あと30年ぐらいしたら自分の細胞を培養して歯をクローンして
植え直す治療が開発されるでしょう。それまで待てませんよね。
2009.06.26
Comment(0) Trackback(0)